たからもの

2019年夏

 

わたしは人生で一番だいすきで、大切で、愛おしかった人から離れました

 

いちファンとして、離れないとダメだって思ったから

離れないと忘れられないと思ったから

これ以上醜い私になりたくなかったから

 

その後は色んなアイドルを好きになってみたり、女の子のアイドルを応援したり

 

離れてみて色んな世界を知った

 

 

あれからちょうど4年後

 

わたしは大好きな人とその人の仲間たちのところへ帰ってきました

 

ジャニーズWESTのファンとして、もう一度応援することを決めました

 

それまで戻りそうになかったかと言われると、全そんなこと無くて、、、笑

やっぱり離れてもしげちゃんは特別で、好きだなーって戻りそうになることもあった

 

でもやっぱりその気持ちは長続きはしなくて

 

なんで戻ってきたか、時間がたった今だからわかる

 

4年前のことも、しげちゃんのところへ帰ってきてから今日までのことも、全部全部わかった☺️

 

私の人生で絶対に大切なターニングポイントだから、ちゃんと書き残しておこうと思う

 

まずは4年前、なぜわたしが自暴自棄になって暴れ回った挙句離れる選択を取ったのか

 

わたしは私が知っている最高な状態の彼らが、どんどん知らない彼らになることが怖かった

それと共に、『かっこよさ』という武器を捨てていく(ように私は感じていた)彼らに疑問を抱いてそれが怒りへと変わっていった

 

ただ、完全に嫌いになることは出来ないから 好きな彼らを好きな状態で応援できない という何とも自己中心的理由で離れたのです。。。笑

 

でも、当時の私にわたしは拍手を送りたいです

 

あそこで区切りを付けられなければ、わたしはSNSを使って彼らに伝わるようにマイナスな意見を届けていたかもしれない

真正面から彼らを好きな人たちを傷つけるような行動をとっていたかもしれない

 

それくらい彼らのことが大切で大好きだったからこそ、何を仕出かしたか分からないので、離れられたことが最善だったなと思う

 

オタク を辞めた私は暫くは彼らに対するモヤモヤとした気持ちを持ち続けたけれど、色んな世界を知ってもやもやは消化されて

テレビに出ていれば、『おっ、出てるなあ〜』と所謂知ってはいるけどファンでは無い くらいの距離感で彼らを見ることが出来ていた

 

ただ、『証拠』を大切にする彼らにはどうしてもモヤモヤっとしていた

そこに落ち着くのかあ…と

 

同じような意見をSNSで見たりもしたし、同じことを思っている人沢山いるなって思ってた

 

でもそんなこと、くらいの気持ちで月日は流れた

 

わたしはコロナ禍で生き方が180度変わって夢を諦めて色んなことを諦めて、フラフラしていることが嫌で正社員として働き出した

 

社会人としての人生が始まって、悩みがない日はなくて毎日孤独で 自分を理解してくれる人なんていないし、本当の味方なんて居ないって一匹狼状態で

 

そんな毎日でふとYouTubeから自動再生で流れてきた曲があった

 

それが、今の私の人生のたからものになった曲

 

むちゃくちゃなフォーム

 

急に色んな責任を課されたわたしはこんな状態で何が出来る?って毎日思ってた

 

そんな時に聞いたこの曲は、心をガシッと掴んで大丈夫、大丈夫や それでいい、止まってもいい、でもきっとまだやれるんだって味方になってくれた

 

その時の私はこの曲を聴いて、本当に心から救われた

 

聞き馴染みしかない優しくて暖かい、懐かしい歌声にも胸を打たれたし、がんばれじゃなくてがんばってる、止まってもいい、間違ってない、そのままでいい、そばにいるよ、大丈夫っていうのが伝わってきてすごくすごく救われた

 

何回も聞いて、この曲について調べた時

 

作詞作曲 重岡大毅 

 

こう出てきて、またもや涙が止まらなかった

 

人生を救ってくれた人はしげちゃんだったのかって

 

わたしがこの場所に戻ってきたきっかけは、これだった

 

その日からむちゃくちゃなフォームを聞かなかった日はなくて、

 

成功した日も失敗した日も、進んだ日も戻った日も

毎日毎日お守りみたいに聞いて大丈夫、わたしにはしげちゃんがついてるって思って毎日毎日気持ちを切らさずに居られた

 

そこからいまの彼らについて知りたくなって色々見てみた

 

そこにいた彼らはわたしが知ってた彼らよりも何倍も何百倍も優しくて、暖かかった

 

引っ掛かりのあったことは、メンバー本人がしっかり声を上げていて

『俺らは踊れるし、アイドルとしての武器をしっかり持ってる やからそれをこれからも大事にしたいし、見たいファンの方も居るやろなって思う』

『応援する曲ももちろん大切、僕らの第2章が始まるきっかけになった だけどキラキラしてるところとか、かっこよく踊ってるところとか そういうところも僕らが持つ武器のひとつ しっかりこれからも大切にしていきたいからもう少しダンスパートを増やさないか?ってツアーの構成を考えた時に案を出しました!』

 

あ、そうなんだ

 

シンプルにこう思った

 

そのタイミングでドームツアーの円盤が発売されたことを知って、見てみようと思い購入した

 

70%くらいはもう気持ち的に戻りたいと思っていたけど、あれだけの気持ちで離れた手前生半可な気持ちで戻りたくはなくて

 

しっかり映像ではあるけど、自分の目と耳で感じた彼らを大切にしたかったから

 

なかなか見る勇気と時間が無く、2023年夏の終わりに見ることが出来た

 

オープニングのfor now and forever でああ、だいすきだって思って涙が止まらなかった 

ドームという場所で一番最初に歌う曲をふぉーなうにした彼等の気持ちが嬉しくて、ずっと離れていたはずなのに流石だなって気持ちになってしまっていた🥲

 

都市によって変化はあったものの、狂愛三部作をやってくれたりダンスパートもしっかりあって、尚且つ最近の応援歌を大切にするパートもあり、何より嬉しかったのは太鼓やデビュー当時を思い出すような演出画しっかりあったところ

 

ああ、わたし、じゃにーずうえすと、すきだなあ

 

そう思って、FCにはいり直すまでは3分無かった!笑

 

それからの毎日はすごく楽しくて、幸せ

 

ただ 改名 という大きな壁にぶち当たった時はすごくすごくもどかしい気持ちになった

 

9年5ヶ月、ジャニーズWESTとして歴史が動いてきたのにも関わらず無力な終わり方を強いられて

 

なのに前しか向いてない7人を見て、やっぱり凄いなあって思った

 

もちろん、落ち込んだとかすぐに前はむけなかったって言ってたけど、それをリアルタイムに伝わるようなことは何一つなかったからわたしも後ろめたいことは言わず、前だけ向いて思考は追いつかなかったけどただただ応援し続けた

 

 

そしてなんやかんやあって10周年目前

 

 

毎日、10周年 という歴史や重みについて考えては奇跡だなあって泣いたり嬉しくなったり

 

何よりも、10周年を彼らと一緒に迎えられることが嬉しい

 

100.120.500%、彼らをだいすき!愛おしい!存在が奇跡!という好きな気持ちだけで10周年をお祝い出来ることが何よりも、本当に嬉しい

 

離れてみて自分が子供だったこと、変化が怖くて過去へ執着していたこと、彼らへ執着してしまっていたことを知れて 本当に良かったと思う

 

だから離れて良かったと思う

 

でもそれと同時に、本当にこの場所に戻ることが出来て良かったなと思う

 

わたしにとってしげちゃんは、最初で最後の特別な人だったから

そんなしげちゃんを応援できる人生がもう一度やってきて、嬉しい

 

もう二度と、この場所を手放さないように

毎日この奇跡を噛み締められるように

 

WEST.のファンとして胸を張れる私でいられるように

 

毎日少しだけ頑張りたいなって思う

 

しげちゃんやうえすとが味方なわたしは最強だし

 

いとおしいだいすきな彼らを、彼らが存在する限り、ずっとずっと、応援したいです

 

しげちゃんがね、言ってたことがある

『僕らが大人になるにつれて音楽面も変化していますから。それは、人によっては美しくもあるし、もしかしたらある人にとっては残酷に映るかもしれないけど…僕はその変化を素直に楽しんでいるし、今のジャニーズWESTの歩いている道に間違いはない!そう信じています』

戻ったすぐくらいの雑誌のインタビューでこう答えていて、もしかしたらしげちゃんにも色んな声が届いてしまっているのかなあって

 

でもしげちゃんが変化を恐れず楽しみながら歩んでくれるからこそ救われた人間がここにいるわけで

 

身をもって変化することの美しさと過去を大切にすることと固執ことは紙一重だけど全く異なることだということ

 

それを知れた上でファンをする今、我ながら最上級に楽しい

 

これからどんな未来が待っているかなんて分からないし、いつの日かほんとに円になって座って歌うことしかしなくなるかもしれない

 

でもそれでもわたしは彼らが愛おしくて大切

 

彼らがくれた過去と、彼らが変わりながら作り上げていく未来

 

どちらも大切に、そして心から応援出来る人でいたいと思います

 

私も日々良いふうに変化できる努力をしたい

 

こんなに本気になれる人に出会える人生、楽しまなきゃ

 

愛せ 君の人生 ❣️

 

おかえりなさい、わたしの青春

 

だいすきな7人と、いつまでも過ごせますように

 

2024年3月27日

ありがとうじゃ足りない

2019年夏、わたしはだいすきだった重岡大毅くんの担当を降りました。今の気持ちをちゃんと残しておくためにブログを書こうと思います。

 

しげちゃんは私にとって、ヒーローみたいな人でした。しげちゃん担になってからの毎日は本当に楽しくて、本当にしげちゃんを応援できる時代に生まれて良かったと思っています。

 

7月中旬、ジャニーズWESTのファンの中で色々良くない話題が上がっていたのを知りました。わたしはネットの情報に左右されるのが嫌で該当しそうなワードは全ての垢でミュートワードに登録をしていました。それでも目に入ってしまって、ある垢へ飛んだ。そこには衝撃的な内容が沢山書いてありました。

 

なかでもわたしにとって一番ショックだったのは、SODAでの座談会での発言。

 

___ライブ以外でも、テレビでもっとやっていこう、クールでかっこいい姿を見せようとは思わない?

 

『うーん。それはあんま思わないですね。そこは俺らの意思やし、スタッフさん達を含めた総意で。』

 

『僕たちは、見てる方に恋をしてほしいとかじゃなくて、一緒に何か楽しみたい……っていうのが根本にあるんで。キャーキャー言うよりも、みんなで笑うほうが楽しいじゃないですか。』

 

『キャーキャー言わしてくれるグループは他にもいるからね?』

 

『そういった姿はライブに来てくださったら見れるし。そこを全面的に売り出す気は、ぶっちゃけないです!』

 

 

私の率直な感想は、は?です。5周年のタイミングで、かっこいい曲は別に強みにしません、かっこいいのが見たいの?他がやってるやん!俺らに恋されても困ってまうから!(笑)だと?

 

その瞬間私の中での何かが崩れました。テレビやDVD、webでの連載を読んでも、ジャニーズWESTに対して以前のような好きだ!これからもついて行きたい!という感情は抱けなくなりました。

 

長い間、世にいう盲目なファンをしていたからとても動揺しました。

 

わたしは色んなことを考えました。この座談会のわたしがん?と思ったところで、しげちゃんは発言をしていません。もしかしたらしげちゃんは、心の中ではこれとは違う意見を持っていたのかもしれない、しげちゃんは発言してないんだから今まで通り応援すればいい、何度もそう自分に言い聞かせました。

 

でも出来なかった。彼らを見ると、胸が苦しくなってしまった。涙が出るようになってしまった。悪いふうにしか捉えることができなくなってしまった。

 

出来ることなら、ジャニーズWESTのファンでなくても、重岡大毅くんのファンで居たかった。でも、わたしにはそんなに器用に応援することは出来なかった。

 

前まではなんで本人達に不利益なことをわざわざ不特定多数の見える場所で書くのだろうかと懸念を抱いていた愚痴垢と呼ばれる人達の意見を見て、その通りじゃんと思ってしまっている私が居ました。

 

ああ、もうわたしはジャニーズWESTのファンで居ることも、重岡大毅くんの担当を名乗る資格も無いなあと自分の中で腑に落ちました。

 

しげちゃんのファンを始めてからのわたしは、誰よりも幸せだったと胸を張って言えます。本人は自分のことを口下手やから上手く伝えられへんといつも言うけど、わたしはしげちゃんから沢山の想い、勇気、元気、愛情を貰いました。しげちゃんのファンで居られることがわたしの人生で唯一の自慢だと言えるくらい、人としても尊敬していました。

 

だからこそ、しげちゃんのことは嫌いになりたくない。そのためには自分から離れなきゃ、そう思いました。

 

きっとしげちゃんは私の事なんてもちろん知らないし、何万人何十万人といるジャニーズWESTのファンの中のひとりであるわたしがしげちゃん、そしてジャニーズWESTのファンを辞めたところで何も変わらないと思います。それは自分でもよくわかっています。

 

でも、大切だったから、もっと活躍して欲しかったから、もっと世間に知られて欲しかったから、本当にだいすきだったから、振り返るとわたしはジャニーズWESTに対して自分の理想を押し付けてしまっていたのかなと思いました。

 

7人が一緒に、7人がやりたいことをして居てくれたらそれだけでいい

 

Twitterで、こう呟いている方を見ました。

 

ああ、わたしもそう思っていたなあと思い出すことが出来ました。

 

2013年から2014年にかけて行われたジャニーズカウントダウンコンサートで、ジャニーズWESTのデビュー発表をした時、わたしは7WESTがいつまでも一緒に活動していてくれるならデビューなんてしなくていいと毎日呪いのように言っていました。

 

7人でデビューして、色んなことを言われて傷つくこともあったけれど、その度に7人が一緒に居て、笑っていてくれたらそれでいい、そう思っていました。

 

わたしは、ジャニーズWESTの変化に勝手に裏切られたと感じ、不満をTwitterInstagramのストーリーに書いてしまいました。(もちろん両方とも非公開アカウントです。)

 

そんなことをしている私は、もうジャニーズWESTにとって害である存在なのだなと気付きました。

 

気付くまでに1ヶ月かかってしまったけれど、自分自身で自分がどうして負の感情を抱き、暴走してしまったのか、腑に落ちるまで考えつくことが出来て良かったなあと思います。

 

わたしはジャニーズWESTが、本当に本当にほんとーーーーうに、だいすきでした。

 

これからも7人で、一歩ずつ進んで行ってね。

 

こんなファンでごめんね。

 

いつかまたジャニーズWESTに会いたいと思う日が来たら、ファンクラブに入りチケットを取り、会いに行こうと思います。

 

その時に、ごめんねを伝えさせてね

 

沢山の幸せと愛をありがとう

 

わたしの青春のすべては、ジャニーズWESTその物でした。

 

誰よりも幸せな青春を過ごさせてくれてありがとう

 

ジャニーズWESTの更なるご活躍をお祈り申し上げます。

 

 

本当に最後に、ジャニーズWESTも、しげちゃんも、本当に本当に本当に本当にほんとーーーーーーーーーーーーーうに、ありがとう、だいすき!!!

 

2019年9月1日

 

 

おーしまいっ☺️